買うのに必要な初期費用
トゥデイやレッツ4など、リーズナブルな原付バイクならば、新車で13万円から16万円ぐらい、中古であれば6万円前後が相場です。
バイクを購入する際には自賠責保険へも加入しなければならず、加入しないでバイクに乗ると、懲役か罰金になります。
自賠責の保険料は、1年であれば7,280円と加入年月ごとにいくらになるか、一律決まっています。
自賠責保険だけでなく任意保険にも加入するならば、年間の保険料が2~3万円上乗せされます。
維持費
バイクに乗るにしても軽自動車税を支払い、原付の場合は、年間2,000円です。
月々にかかるガソリン代は、1週間に1回給油するぐらいならば3,000円前後です。
毎日給油したり、2日に1回給油するなど、よほどヘビーな使い方をしなければ、月のガソリン代は数千円です。
ちなみに原付の寿命は、普通に乗れば5万キロぐらい、メンテナンスしながら丁寧にのれば10万キロぐらいは乗れます。
どうしてもその間に、パーツが劣化するので、劣化したパーツは交換しながら乗るということになります。
そしてメンテナンスをどれぐらい行なうかでも、維持費は変わってきます。
最低限オイル交換だけしておけば、半年に1回程度の交換費用で済みますが、プラグやエアクリーナー、ベルトなどを交換するとなると、その費用がかかります。
またどうしてもタイヤはすり減ってきますので、1年ごとに交換は必要です。
メンテナンス費用
・オイル
原付のメンテナンスとしては、オイル交換があります。
これは基本は3,000キロごとに交換しますが、1,000キロごとや夏が終わったらなど、人によって違います。
自分で交換するならばオイル代のみ、バイク屋に交換してもらうなら、工賃込みで1,000円ぐらいです。
・タイヤ
タイヤもすり減るので交換しないとなりません。
タイヤ交換は、10,000キロが目安となり、これも自分で行なうならタイヤ代のみですが、バイク屋で交換してもらうならば、タイヤ1本で5,000円から1万円ぐらいです。
ちなみに、バイクはまたがって座ると後ろに体重がかかり、後輪タイヤの方がすり減り安いので、前輪 : 後輪 = 1 : 2の割合で交換します。
つまり前輪1回交換する間に、後輪は2回交換します。
・タイミングベルト
もしもベルトでタイヤを回転させる車種ならば、2万キロが交換の目安です。
これも自分で行なうことは可能ですが、バイク屋でも交換してもらえます。
ちなみにタイミングベルト交換時はウエイトローラーも交換します。
ウエイトローラーは、ヤマハの原付が一番パーツ代が高いです。
・その他
その他にも、プラグがすり減ってきたら交換し、エアクリーナーもフィルターが汚れれば交換します。
さらには、ライトのランプが付かなくなる、バッテリーが劣化する、電気系統の配線が切れるなどで、これらも交換が必要です。