日本3大カルストの一つ四国カルスト公園

四国カルスト公園
画像引用元:四国カルスト公園縦断線|峠ガイド | 86 SOCIETY
古代の頃の珊瑚礁が地殻変動によって地上に出てきたのち、雨や地下水からの水分によって侵食が起こってできた地形のことを「カルスト」と言います。

カルスト地形は全国にありますがその中でも特に規模の大きいものを日本3大カルストといいます。
日本3大カルストとは、山口県の秋吉台、福岡県の平尾台、そしてこの愛媛県と高知県境にある四国カルストです。

いずれのカルスト地形も内陸部の丘陵地域にあり、見晴らしがよく広大な高原の中に石灰岩の白い岩の塊が見られるということで共通しています。

四国カルストは四国中心部を横断するように出来ており、雄大な山々の中に見られるなだらかな高原地域が複数連なることで一つの地形を形成しているところに特長があります。

四国カルストを構成しているのは「姫鶴平(めづるだいら)」「天狗高原」「ケヤキ平」の3つで、海抜1,000mをゆうに超える高台にあり独特の自然環境を作り上げています。

これらの四国カルスト一帯を眺めるのにちょうどよいのが県道383号です。
県道383号線は四国カルスト大野ヶ原高原といいう愛媛県内から出発しており、そこから天狗高原スキー場まで続いています。

途中にある観光施設も見どころ

四国といえば豊富な食資源がある場所としてもよく知られています。
四国中央部を横切って走る四国公園カルスト公園縦断線では、四国名産品を購入できるスポットがいくつもあります。

チェックをしておきたい品物としては、久万高原町のお茶や乳製品があります。
四国カルストの一つである姫鶴平にあるのが「姫鶴荘」という簡易宿泊施設で、1泊7,500円で宿泊ができるようになっています。

マスツーリングで訪れた場合にも大変便利で、5人から使用できるコテージならキャンプ気分でカルスト地の景色の中でゆったり過ごすことができます。

他にも天狗高原にある「天狗荘」といったところも同様に有名な施設で、高原地域らしく地元で取れる山菜や川魚、ぼたん鍋やキジ鍋といった料理も楽しめます。

道路は切り開かれたなだらかな道が続いており、走行しながら周辺の山々を眼下に快適なツーリングをしていくことができます。
山道なので途中ワインディングロードが連続する部分もあります。
場所によっては断崖絶壁に面した狭い道路が見られるときもあり、中級~上級ライダーであっても調子に乗ってスピードを上げすぎるのは危険です。

おすすめなのが道の途中にある自然の湧き水スポットで、無料で水筒などに入れて持ち帰ることができます。
なお四国カルストの天然水は、コーヒーメーカーでおなじみのBrooksから「ぞっこん水」という名称で全国的にミネラルウォーターとして販売されています。