横浜からも近い三浦半島一周ツーリング

海気軽に行けるツーリングスポットとしては神奈川県方面がおすすめです。
都内からのアクセスでいうと非常に利便性が高いのが三浦半島方面で、首都高速湾岸線もしくは横浜横須賀道路を使って横浜市に入り、そこから釜利谷JCTを経由して半島へと入っていきます。

三浦半島は神奈川県の横須賀市、葉山町、三浦市の3つの自治体で構成されており、南端にある三浦市からは陸路で訪問できる城ヶ島という離島もあります。

三浦半島ツーリングはいくつもルートがありますが、代表的なのが横須賀市の観音崎公園を目指すという方法です。
観音崎公園は東京湾のちょうど出口にあたる場所にあり、横浜横須賀道路の終点近くに位置しています。

観音崎公園には実際の海上警備のために使用されている「観音埼灯台」があります。
観音崎周辺にある灯台は一つではなく全部で20台以上が設置をされているのですが、その中でも観音崎公園にある灯台は日本の灯台50選にも選ばれている有名な景観です。

灯台内部に入ることはできるのですがバイクで直接近くに乗り付けることはできず近くの駐車場に停めた後に急な坂を登って目指さないといけません。

内部には灯台が作られた経緯やこの灯台が実際にどのように役に立っているかということが詳しく解説されているので、少々訪れるのは大変ですが入ってみてください。

城ヶ島で広大な風景を堪能

三浦半島ツーリングでもう一つ人気となっているのが南端三浦市にある城ヶ島です。
城ヶ島には城ヶ島大橋という陸橋がかけられているので、自動車やバイクだけでなく自転車や徒歩でも渡れます。

城ヶ島の観光名所としては非常に珍しい形状をしている「安房崎灯台」があります。
こちらは岩場の先端にちょこんと作られている高さ11m程度の小さな灯台なのですが、形状の独特さと周辺を海に囲まれた景色とのマッチングが絶妙です。

この灯台のある岩場の近くには「馬の背の洞門」という岩の中央に巨大な穴が空いた不思議な形の巨岩もあるので合わせて見に行っておきたいところです。

城ヶ島の県立城ヶ島公園は雄大な芝生の広がるなだらかな公園となっているので、昼食を買ってピクニックをするというのもよいでしょう。
もっとがっつり食べたいという人におすすめしたいのが三浦市内にある三崎港です。
三崎港は都内飲食店にも数多くの品物を卸す有名な漁港であり、周辺にはこの漁港でとれた新鮮な魚を扱う飲食店があります。

朝早くから営業しているというのも嬉しい点で、混み合う昼時ではなく早朝ツーリングで朝の時間帯を狙って食べに行くという楽しみ方ができます。

魚類の他に「ミサキドーナッツ」や「ミサキプレッソ」といった三崎プッシュの飲食店がいくつもあるのも微笑ましい点です。