奥多摩周遊道路のルート

ツーリングは好きだけれど、なかなか遠くまで出かけて行く時間は取れないというライダーにとって、奥多摩周辺は手軽に息抜きのできる貴重なエリアです。
奥多摩のツーリングで必ずと言っていいほどライダー達が訪れる「奥多摩周遊道路」は、一般道路で駐車できるスポットもたくさんありますので、のんびりと走りたい人にはおすすめです。

奥多摩町と檜原(ひのはら)村を結ぶ奥多摩周遊道路は全長19.7kmあり、昭和48年に東京都では初の有料道路として開通しました。
平成2年からは無料化されており、四季折々の自然を楽しむことができる道路として親しまれています。
秩父多摩甲斐国立自然公園内に位置する奥多摩周遊道路は春のサクラや秋の紅葉、冬の雲海など、見どころは尽きることがなく、何度訪れても飽きることがありません。

奥多摩周遊道路の名所

奥多摩周遊道路の中でも必ず行っておきたいのは、やはり「奥多摩湖」です。
奥多摩湖は1957年に完成した人造湖で、景色の美しさには定評があります。
湖上に浮かんでいるドラム缶橋を渡るのも楽しい経験となるでしょう。

「檜原都民の森」も、東京都内とは思えないほど豊かな自然環境を味わえる場所で、標高1000mから1500mに渡る地域に貴重なブナ林などが残っています。
都民の森の中には、四季折々の動植物のパネルが展示された「森林館」や、キーホルダーなどを自分で作ることのできる「木材工芸センター」などがあり、いつもとは違った角度で東京都に触れることができます。

同じ檜原村にある「檜原温泉センター数馬(かずま)の湯」は、露天風呂の他にサウナなどの施設も整っており、マッサージルームで休憩することもできます。
温泉は神経痛や疲労、筋肉痛などに効果があるアルカリ性単純温泉で、施設内には地元の野菜をたっぷり使った料理が食べられるレストランもあります。

奥多摩周遊道路周辺のグルメ

奥多摩に行って、シンプルでしかもここでしか食べられないランチ食べたいという人におすすめなのが、「ごはんCafeやませみ」です。
奥多摩やまめのフィッシュバーガーや、かわなべ鶏卵農場のとれたて卵ご飯などは特に人気のあるメニューです。

昔ながらのお食事処といった感じのする「Okutama Lake Rest Area」の「美山亭」では、昔懐かしい釜飯や冷やし山菜そば、奥多摩原木しいたけあんかけそばを注文するのがおすすめです。
また、お肉をしっかりと食べたいライダーは「森の中のお肉レストラン アースガーデン」に行ってみましょう。
コスパのいい奥多摩GINZAハンバーグ弁当やジューシーやわらか豚カツ弁当を試してみるのもいいですし、無くなり次第終了するという「松阪牛ハンバーグ」VS「奥多摩ハンバーグ」食べ比べセットもあります。