ロングツーリングは無理をしないように

バイクに乗れるようになったら、ロングツーリングを経験してみたいと思う人も多いでしょう。
また、すでにバイクに乗って通勤に行ったり買い物に行ったりはしているけれども、ツーリングに行っていないので、経験してみたい、いずれはロングツーリングをしてみたいと思う人もいるのではないでしょうか。

ロングツーリングとなると、楽しいものですが、肉体的に疲れますので注意も必要です。
特に気を付けたいのは休憩の取り方でしょう。
今回は、ロングツーリングの際の休憩について、考えてみます。

休憩ポイントを事前に把握する

ロングツーリングとなりますと長距離を走る事になりますので、体はかなり疲れます。
風圧の影響もありますし、バイクに乗っていると、同じ姿勢を続けなければならないために疲労がたまるでしょう。
そして、そのようなことで疲れてしまうと注意力が散漫になりますので、事故になる可能性もあります。

そういったことを防ぐためには休憩ポイントを事前に把握しておくと良いでしょう。
たとえば、1時間走ったら休む、100km走ったら休むなど、時間や距離で休憩ポイントを決めておくと休憩を取りやすいです。

疲れる前に休憩を取る

ここで大事なのは、疲れる前に休憩を取る事です。
先ほど紹介しましたように、時間や距離で休憩と決めておいても、自分を過信してやめてまう場合もあるでしょう。
たとえば、1時間ごとに休憩と決めたけれども、1時間走っても疲れていないから大丈夫と思ってしまう人がいるかもしれません。
このような過信はよくないので、気を付けてください。

疲労軽減のためにグッズを使うのも良い考えです。
たとえば、アクセルを長時間一定にしておくのに役立つスロットルロッカーがあります。

こちらは手のひらで少し押すのみでアクセルを開けますので、たすかるでしょう。
それほど高くない値段なので、買っておくと役に立ちます。
高速道路を長い時間走行する際の手首の疲労対策になるはずです。

必要な装備や用具はまとめる

ロングツーリングの際に大事なことは、必要な装備や用具をまとめておくことです。
積荷の崩落が原因で、大事故になってしまうこともあります。
たとえば、バイクに荷物を積んでいると、きちんと固定しているはずでも、走った振動で紐が緩んで荷物が落ちてしまうことも考えられるのです。
そういったことを避けるためにはシートバッグ、トップケース、パニアケースというバイクに取り付ける荷物のケースを購入しておくと良いでしょう。

そして、さらに大事なのはプロテクターの装着です。
事故にかかわってしまうことがあるかもしれませんし、走り慣れない道ですとカーブが曲がれなかったり、ブレーキがうまくできなかったりということもあります。
そのような時のためにプロテクターがあると、身を守ってくれるので良いでしょう。
さらに、事故に備えたロードサービス、保険に加入しておくのも大事なことです。