懐かしさが抜群のクラシック(オールドルック)バイク

ストリート系やネイキッド系など様々なジャンルを持つバイクですが、その中でも好みが分かれるのがオールドルック、いわゆるクラシックバイクです。
オールドルック型バイクは、名前の通り少し前に一世を風靡したような雰囲気を持ち、懐かしさが特徴的なデザインのバイクです。

他のバイクのジャンルほとんどが走行シーンごとの性能や得意・不得意に合わせてジャンル分けされているのに対し、このクラシックバイクは、見た目や年式などの要素でジャンル分けされているため、性能や走行シーンの得意・不得意にはばらつきがあるのが特徴と言えるでしょう。

基本的なマシン性能以外の要素を多く取り入れてジャンル分けされるクラシックバイクの定義は、やや曖昧です。
年式がかなり古くなるとヴィンテージバイクと言われることが多いのですが、ヴィンテージバイクを真似して製造されたオールドルック、つまりクラシックな外観になっているバイクがクラシックバイク、またはオールドルックバイクといわれるジャンルになります。

クラシックバイクの魅力は親しみやすさ

クラシックバイクの魅力といえば、親しみやすさと懐かしさのバランスです。
独特の世界観や味わい深さがあり、クラシックバイクは知れば知るほど奥の深いジャンルと言われているんです。

クラシックバイクに分類されるバイクの多くは、イギリスの若者によって1960年頃に改造が施されたカフェレーサーバイクに近い外観と言えるでしょう。
それらのバイクパッションの、「とにかくスピードが出て、クールだ!」というアイディアから、性能やデザイン面で改造が加えられ今のカフェレーサーバイクのルーツとなっています。

そんなカフェレーサーバイクに似ているのがクラシックバイクの特徴で、周囲から一目置かれる存在感あふれるバイクです。
舗装されていない道路でも走行できるようなタフなハイスペックマシンもあり、渋さが強調されがちなクラシックバイクですが、車種によって異なるスペックを味わうこともできます。

人気のクラシックバイク

ヴィンテージにも近いクラシックバイクの一つが、カワサキの【W 800】です。
美しいクラシックなデザインで、カスタマイズを積極的に行いたいというバイカーにも向いている純正アクセサリーが豊富な車種です。

また、日本が誇るバイクメーカーのヤマハからは、1978年以降長年愛され続けている【SR 400】というモデルがあります。
懐かしさ抜群の雰囲気の中に、現代のスタイリッシュさとカジュアルさがうまく融合している車種と言えるでしょう。
数多いクラシックバイクの中でも、とても人気の高い種類です。

昔から愛好家の多いバイクでもあるため、世代を超えて受け継がれているクラシックバイクです。