スーパースポーツとはどんな特徴があるのか

初めてバイクを買うとなると、バイクのタイプ等が良くわからないという場合があります。
例えば、見かけで見ると「カッコイイ。」と思っても、果たして自分が乗りこなせるタイプなのかわからないということも多いでしょう。
今回はそんな皆さまのために「スーパースポーツ」というタイプのバイクの特徴をご紹介します。

スーパースポーツタイプのバイクは、その頭文字を取って「SS」とも言われます。
空力特性やコーナリング性能に重きを置いた構成で、「速く走る」ということを目的に作られているのが大きな特徴でしょう。
スポーツを楽しむバイクと言っても良いです。

まず、カウルで覆われたボディに注目しましょう。
空気抵抗を抑えるための処置で、コーナリング性能や剛性を確かなものにするために、倒立フロントもあります。
また、フロントフォークは他のタイプのバイクと異なり、キャスター角が立っているのも注目したいポイントです。
ハンドルはセパレートハンドルでかなり低い構えになっています。

得意とするのは「スポーツライディング」です。
といいますのも、レーサーレプリカの流れがありますので、サーキット走行ができます。
また、こちらはかなりチャレンジできるマシンなので、限界に挑戦ということも可能ですが、無理をしてはいけません。

そして、メーカーの最新技術でつくられていますから、レース用ベース車としての活躍も注目です。
このタイプが、レースの最前線で活躍中ということも付け加えておきましょう。

代表車種をご紹介

ホンダバイクですとCBR1000RRとCBR250Rがあります。
いずれも、人気の高いカッコイイバイクです。
ヤマハですと、ヤマハYZF-R6とヤマハYZF-R25があります。
こちらも人気の高い、見栄えの良いバイクです。
そして、スズキGSX-R1000も見逃せないものでしょう。

さらにカワサキですと、カワサキZX-6RとカワサキNinja250という個性的で素敵なバイクがあります。
それから、ドゥカティ好きが注目のDUCATI1199パニガーレSもあるのです。

中でも注目したいのは2008年に登場したニンジャ250Rの人気ぶりから、ヒントを得てホンダが総力を結して作ったCBR250R(MC41)です。
初代のCBR250Rは2011年につくられました。
それほど高くないような価格にもかかわらず、クオリティの高さが盛り込まれているモデルです。
上級ツアラーをイメージしてつくられたので、かなり豪華なメカを採用しました。

エンジン、車体ともに新設計で、スリムでコンパクトな車体になりました。
その走りはかなり軽快なもので、乗っていて気持ち良いでしょう。
また、サーキットランを意識していますので、ハンドリングの巧みさも意識し、タイトなコーナーも気負わないで走れるような作りになっています。

もちろん、街乗りも可能なので、ビギナーもベテランも楽しめるモデルです。
その走りの深さには、どのような人でも魅了されるでしょう。

このように、スーパースポーツは「走り」にこだわったバイクです。
走りにこだわりたい人、サーキットで走りたい人には最適でしょう。